| ２００６年１１月１０日（金）「今日も３チャンネル」 |
愛娘・まのちゃんは３チャンネル、つまり東京ではＮＨＫ教育しか見ません。 たまに、１チャンネル（ＮＨＫです）。
民放は、怖いシーンが出てきたり、ＣＭで急に大音量になってびっくりしたりするから、らしいです。
父 「まのちゃん、ニュース見せてよ」
娘 「いやー」
父 「いいじゃん、回すよ。ほれ」
娘 「ダメー！ダメダメ！３にしてー！」
父 「ほら、ニュースだよ。しかも１チャンだからいいでしょ？」
娘 「・・・」 （悔しそうな顔）
おかげで、盲人の弁論大会とか、流しの下の棚のつけ方とか、手話講座とか、手話ニュースとか、掛け軸の飾り方とか、どこぞのボランティアの実態とか、そんな番組ばかり見てます。
娘 「なに見てんの？」
父 「え、あ、その、バラエティ・・・」
娘 「３は？」
父 「いや、ちょっと見てる・・・」
娘 「３にする？」
父 「え、あ、・・・」
娘 「３にするー！」 （リモコンをポチッ、とな）
まあ、勉強になることもあるからそれはいいんですけど。 そうか、糖尿病の検査にはおしっこにその検査ペーパーを浸せばわかるのね。 ・・・晩飯時の画面に小便の入ったコップを映すなよＮＨＫ（模造品だけど）。 TOPへ
| ２００６年１１月２０日（月）「アシスタントじゃ終われない」 |
<<ハムエッグを作るまのちゃん>>
先々週末の日曜日、奥さんが体調不良で臥せっているので、親娘でホットケーキを作りました。
皿洗いから家事に目覚めた愛娘・まのちゃん、最近は料理に興味を示し、保育園から帰るとフライパンに卵を割って目玉焼きを作っては食しております（もちろん、介助および監視がついてますけど）
さてホットケーキ。 私も作ったことないので、ちとアタフタしつつ作成です。 とりあえずホットケーキミックスと卵と牛乳を混ぜてフライパンにぶちまければいいことはわかった。
父 「まず粉だね。あ、まのちゃんは袋を開けられないからパパがするから」
娘 「・・・・」（なにすればいいの？）
父 「油とってくれる？」
娘 「はーい。・・・蜂蜜は？」
父 「あれ？どこにあんだろ？」
娘 「はい蜂蜜」
取ってきました。 ちゃんとブルーベリー蜂蜜のありかを知ってます。
父 「あー卵わると殻が入っちゃうからパパがやるからね」
父 「はい、混ぜて混ぜて」
娘 「こうやって混ぜるんだよ？」
父 「知ってるよ？」
父 「ちょっと砂糖入れるか？」
娘 「入れるー」
父 「じゃあ一杯だけな」
娘 「まのちゃんも入れるー」
父 「ダメダメ入れすぎだからもうダメ」
父 「フライパン熱いからまのちゃんはダメダメ。パパがやるから」
父 「裏返しできないだろ。パパがやるから」
こうして、親娘の共同作業で作ったホットケーキを美味しくいただきました。
まのちゃんは、最近、夕食後にリンゴを食べます。
娘 「リンゴ食べるー」
父 「そうかあ。パパとむくか？」
娘 「パパだめー。お婆ちゃんとするー」
何もやらせてくれない親父に嫌気がさしたか、以後の共同作業は頓挫したままです。 だってさあ、切るだけとはいえ包丁使ってるところなんか怖くて怖くて見てられなくてさあ。 もう少し、自主性を尊重するようにしたいのですが、こればっかりは心配性でして。 TOPへ
| ２００６年１１月３０日（木）「暗号をしゃべる女」 |
ひらがなをほぼ覚えたまのちゃん。 散歩中に、あるいはクルマの窓から、街中の広告の文字を読むのに余念がありません。
娘 「ら・め・ん」
私 「そうそう。らーめんだね。よく読めるね」
娘 「ま・ご・こ・る」
私 「まごこる？ うんうん、まごころだね。惜しかったけどおおむね合ってる。凄いな」
ただ、読めない漢字はトバして読むので、暗号のようになることもたびたび。
娘 「け・し・ま・す」
私 「消します？ なにを消すの？」
娘 「け・し・ま・す」
私 「ああ、『受け付けします』か」
娘 「けします行きたーい」
私 「いやもうマンション買ったからモデルルームに用はないから」
娘 「の・む・く・み」
私 「飲む組？ １６年早いわ」
娘 「のむくみだよー！」
私 「『足のむくみ』ってマッサージ屋かい。やっぱり２０年早いわ」
娘 「お・な」
私 「おな？ 『おな』なんてどこにある？ どこ？ どこ？」
娘 「『おな』って書いてあるんだよ？」
私 「『お得な低料金情報』ってクリーニング屋かよ。見つかんねえよそれ」
こうなるともう判じものです。
娘 「の・り」
私 「お風呂にそんなものないでしょ」
娘 「『のり』だってば！」
私 「『森の香り』な。入浴剤な」
娘 「ま・け・る・な」
私 「一茶ここにあり。＜じゃなくて（セルフツッコミ）」
娘 「ま・け・る・な」
私 「『まぜるな危険』だよ？ 『ま・ぜ・る・な』」
娘 「ま・げ・る・な」
私 「そうそうぐにゃっと。＜じゃなくて（セルフツッコミ）」
娘 「ま・げ・る・な！」
私 「『まぜるな』だってば」
いくらなんでもこんなに理解力がないわけないと思って顔を見てみたら、ニタアと笑っております。 からかっちゃいけんぞな。 つうかなぜにお前と風呂場で漫才を。＜自分だろ（セルフツッコミ）。 TOPへ
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