女の子版「ムシキング」みたいな、カード式アーケード・ゲーム、セガの「ラブ＆ベリー」が、この
週末で ９月末で、市場から撤退するようです。 既に６月ごろにはニュースになっていたんですが、ついに（ようやく）このゲーム形式も曲がり角に来たようですね。
女児向けカードゲームは、ラブベリ以降、「きららレボリューション」、「ワンタメミュージックチャンネル」、「プリキュア・ライブ」等が市場に現れましたが、最近のジャスコのゲームセンターではそれぞれの筐体で行列を見ることも少なくなり、ブームも落ち着いて来た感があります。 タカラトミーが投入した「リカちゃん」を使った同様のゲームもあったのですが、これは一足先に撤退したようです。
栄枯盛衰は世の習い、と、言いつつ、ゲームの寿命が、女児の世代交代のサイクルより短かった、ということなのでしょう。 あるいは、人気が出すぎたか。 けっこう、小学校中学年の子もやっていたりしてましたので、愛好者にウケすぎて、次の世代に交代する前に終わってしまった感があります。
まあ、このこと自体はどーでもいいっちゃいいんですが、問題は、愛娘がやり倒した、100枚以上にもおよぶこのカードの山。 プレミアがつくわけなし（３０年後はわからないけど・・・・）、他の利用方法もまったくなし・・・・。
と、思ったけど、思えばニンテンドーＤＳに、ラブベリのソフトがあるんですよね（このあいだＤＳ買ったのだ）。 それがあれば、まだまだ使えるじゃないですか。 そこで先日、某ダイエーのおもちゃ売り場に行ってみました。
おっ。 ある。 あるある。 ちゃんとカードリーダーまで同梱されて、あるじゃないですか。 しかも、人気がないのか、1000円まで値下げされてます。 3000円とか5000円もするなら、迷うことなくカードはゴミ箱に直行ですが、これなら許容範囲。 レジに持っていきました。
店 「お買い上げの前にお知らせしますが、これ、2006年以前のカードしか使えないんですが、よろしいですか？」
私 「は？」
店 「それ以後、バージョンアップされてませんので、使えないんですよ」
なるほど。 ソフト内に、カードの洋服や靴のデータがないのか。
私 「そうか・・・でも、2006年以前のカードも何枚かあったと思うしなー・・・」
妻 「いーんじゃない？買わなくて」
私 「あの大量のカード、もったいないんだよどうしても」
妻 「捨てれば？」
女の人ってのは、こういうところ、ドライな人が多いですよね。
私 「いや、形あるものを捨てるのはどうも抵抗が。しかも1000円だし。むん。買って試してダメならそれまで。ここはギャンブルかっ。勝負に挑むかっ」
妻 「まのちゃんにきいてみれば？」
そうですね。 そもそも当事者にきいてみるのが早いですな。 で、どーなんだよ娘。
娘 「
いらなーい。ラブベリやんないもーん ┐（´〜`）┌」
飽きたのかっ。 もう飽きたのかっ。 カードはゴミ箱いき決定。 まあ、最近はリカちゃんリカちゃんだからなあ・・・・。
TOPへ
|
２００８年９月１５日（月）「たくましいエビを見た」
|
ここのところ、保育園でビーズ細工を作っているまのちゃん。
小さなマス目状のパネルに色とりどりのビーズをはめ込み、保育士の先生がノリをしゅっと一吹きするとあら不思議、ハート型のコースターやイルカさんが出来上がる仕掛けの玩具です。
これを、おじいちゃんとおばあちゃんにあげるんだ！と言い出したのが一ヶ月前。 パパとママを伴ってケースを買いにいくわリボンを買いに行くわ、さらにはちぎった紙に手書きでリボンを書くわ、いろいろと大騒ぎでした。
さて、この日を狙ったわけではないのですが、たまたま実家に行った敬老の日をはさんだ連休。 孫娘からの初のプレゼントに、じいさんばあさん喜ぶまいことか。
母 「あらー、きれいだねえー。すごいね、自分で作ったのー」
父 「よし、ここに飾っておこう」
まあ、明らかに中身より箱やケースの方が高いのですが、喜ぶ二人を見てニコニコしていたまのちゃん。 今日はどこに遊びに行く？との問いに答えてジャスコ！と即答。
娘 「おばあちゃーん、まのちゃんはね、リカちゃんの『ようちえん』（建物）と『もえちゃんせんせい』と『ようちえんバス』がほしいのー」
母 「あーよしよし。買ってあげる買ってあげる」
エビでタイを釣る、という光景を目の当たりにした出来事でした。 いや、狙ったわけではないのでしょうが。
娘 「クリスマスにならなくてよかったー」
なんか無駄にたくましく成長してる気がします。
TOPへ
|
２００８年９月２４日（水）「もしもし、わたしリカちゃん。いま・・・」
|
先日も書いたとおり、最近、まのちゃんは、人形のリカちゃんに夢中です。
リカちゃんハウスやら、ドレスルームやら、リカちゃんのお化粧セット（んなもんがある！）やら、いろいろ買わされました。
ま、でも、よくお世話してるんですけどね。
「ごハン食べますよー。今日はパンですよー」
うん。 可愛い可愛い。
「ミキちゃんとマキちゃんは、ようちえんにいきますよー」
うん。 優しい優しい。
「寝んねですよ。みんな、パジャマにきがえますよー」
うん。 お世話してるお世話してる。
でも、父ちゃん母ちゃんミキちゃんマキちゃんゲンくんたけるくん、もちろんリカちゃんやアリスちゃんもみんな着替えるため、時間がかかってしゃあないんだが。
妻 「ほら！早くして！まのちゃんも寝んねでしょ！」
娘 「待ってーーー！もうちょっとーーー！」
私 「ほら、電気消すぞ」
娘 「やだーーー！」
半ベソかきながら布団に入るまのちゃんです。 そうとう、ご不満の様子。
娘 「ママ？」
妻 「なあに？」
娘 「あのね。リカちゃんがね」
妻 「まだ言ってんの？」
娘 「だってね、パジャマきがえないで寝るとね、リカちゃんがね、夜になると、眠れない眠れない、って泣くんだよ・・・・・」
うわ。 ホラーにすんなホラーに。
TOPへ
先週末、親戚の、生後一か月の赤ちゃんが我が家に来訪しました。 「いとこ」とは、誕生直後につづいてまのちゃん二度目の対面です。
娘 「かわいいねー、かわいいねー」
妻 「まのちゃんもこんな時期があったね」
娘 「あっ、泣いてる！ ○○くん、泣いてるよ！」
赤の母「あれっ、オナカすいたかな？」
娘 「ミルクは？ おねえちゃん、ミルクあげなきゃだめだよ！」
なんば言いよっと。 とりあえず生意気です。
娘 「ミルクのびんはどうするの？どこにあるの？」
赤母「ここだよ？」
娘 「？」
赤母「母乳だから、お姉ちゃんの胸にあるんだよ？」
( ﾟдﾟ)
まのちゃん、断乳早かったからなあ（半年ぐらい）。 憶えてないかもなあ。
----------------- * -----------------
親戚が帰るとき、見送りに出てこなかったまのちゃんが、慌てて走って来ました。
手提げ袋を携えてます。
娘 「お姉ちゃん、はいこれ！ あげる！」
妻 「なにこれ？」
赤母「・・・アクセサリーじゃない！」
お婆ちゃん（私の実母）からもらった、ふっるーいネックレスやらなんやら。
赤母「これまのちゃんの大切なものでしょ？ お姉ちゃん、もらえないよ」
娘 「いいから！ あげる！」
親戚を無事、送り出した後、まのちゃんになぜあげたのかきいてみました。
娘 「だってね、おねえちゃん、アクセサリー何もしてなかったでしょ？ 持ってないのかわいそうだよ」
うわあ。 子供ってのは、えらいところを見てるものですなあ。 もちろん、育児中だから付けていないだけなのですが、でもその着眼点やよし。 なかなか優しいぞ。 いい娘だぞうんうん。
TOPへ