サウンドトラックＣＤレーベル
ＲＥＥＬ ＭＵＳＩＣ ＤＯＷＮ ＵＮＤＥＲ
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サウンドトラック・ファンの一番多い悩みといえば、自分の欲しい映画音楽のサントラ盤が出ない、ということにつきるでしょう。 入手の難しさに悩むのも、まずＣＤやレコードになってこそ。 存在しなければ手に入りません。 古い映画にはこの傾向は顕著でして、全世界で３０００枚を売り切るのも難しいサントラのマーケットにおいて、出ないＣＤはとことん出ません。 そこで、オーストラリアに住むある日本人のサントラファンはこう考えました。 「誰もつくらないなら、俺がつくってしまえ」。 この意気に共感した日本人が集まり、立ち上げたレコード・レーベルがこの "REEL MUSIC DOWN UNDER" （ＲＭＤＵ） です。 映画・テレビのサウンドトラックのプロモーションＣＤの制作・発売を目的としています。 ＲＭＤＵのメンバーは全員が日本人です。 出資した者、プロデューサーを務める者、アートデザインを担当する者、翻訳をする者、それぞれ役割を担っていますが、特筆すべきは、メンバー全員の面識がいまだにないと言うことです。 代表世話人の住むオーストラリアに本拠を置きながら、音楽家が居住するアメリカ、ほとんどのメンバーがいる日本と、三つの拠点を電子メールで連絡を取りながらプロジェクトを実行しています。 映画音楽家フレッド・カーリンのファンであったロバート・フェイゲンブラット氏が、1995年にカーリンのプロモーションＣＤ "THE FRED KARLIN COLLECTION VOL.1" を制作した際に使われたレーベル名が "REEL MUSIC" です（現在は活動停止）。 ＲＭＤＵは、最初のＣＤ "THE STALKING MOON" を "THE FRED KARLIN COLLECTION" の VOL.2 と位置づけ、このレーベル名を継承しました。 "DOWN UNDER" はイギリスから見た「地球の裏側」という意味で、英連邦の一員であるオーストラリアとニュージーランドのことを指す言葉です。 "REEL MUSIC DOWN UNDER" は会社登記もまだしていない、サントラ好きたちの赤字覚悟のサークル活動ですが、これまでに２枚のＣＤをリリースすることができました。 営利目的でないプロモレーベルとして現時点でできることは限られていますが、コラ ボレーションに同意してくれた作曲家の満足のいくようにひとつひとつの仕事を丁寧にこなし、より多くの作曲家と仕事ができるようにしていきたいと思います。 また、機会があれば、音源の失われてしまった作品の新録音化などにもチャレンジし、ゆくゆくは正規 盤の出せるレーベルを目指したいと考えております。 応援していただけたら幸いです。 |
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e-mail : reelmusicdu@optusnet.com.au （in English or Japanese）
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