| ２００７年７月１日（日）「練馬区にジャングル大帝」 |
用事があって、よく練馬区に行くのですが、練馬区って東映に縁が深いんですよね。 大泉撮影所があるから（あれ、もうなくなった？）。
で、商店街に行くと、練馬区政５０周年記念だかなんだかで、東映アニメの旗がね、道路沿いにいくつもいくつもぶら下がってます。 これに食いついた愛娘・まのちゃん、クルマから見えるそれにご執心です。
娘 「パパ、パパ、あれなに？ねえなに？」
私 「あれはサイボーグ００９」
娘 「さいぼーぜろぜない。あれは？」
私 「鉄腕アトムだな」
娘 「鉄のあとむ。あっちは？」
私 「白蛇伝」
娘 「はくじょうでん」
だれが白状してんねん。 で、一通り憶えたら、窓から見える旗のアニメを片っ端から読み上げるようになりました。
娘 「ぷりきゅあ さいぼーぜろぜない ひみつのあっこちゃん じゃんぐるたいてー おおかみしょうねんけん ぎんがてつどーすりーない。パパ、９だよ！９って書いてあるよ！」
私 「９は英語でナイン、って読むんだよ」
娘 「（不満そうな様子）・・・じゃね、あしたのじょー、歌って〜」
でね、最近は歌まで歌わされるんですよ。
私 「サンド〜、バァッグにい〜」
娘 「ジャングルたいてー、歌って！」
私 「あーあーあーあー、ひーびーけーこーだーまー」
娘 「ぎんがてつどーすりーない、歌って」
私 「汽車はー、闇を抜けて〜」
もう、運転してるのに忙しくてしゃあない。 この時代のアニメにミートしていない奥さんは、笑ってるだけだし。
娘 「ぷりきゅあ、歌って！」
私 「聴いたことないから知らん」
娘 「はくじょーでん（白蛇伝）、歌って！」
私 「見たことないって。俺生まれる前じゃねえかそのアニメ」
娘 「サイボーぜろぜない、歌って！」
私 「わかった。それなら得意だ。『赤いマフラー』と『吹きすさぶ風』のどっちがいい？」
そんなもん、娘は知りません。
娘 「おおかみしょうねんけん、歌って！」
私 「ババンババンボン バンババンバボン いつーもおいらは泣かないー」
娘 「ひみつのアッコちゃん、歌って！」
私 「あいつの前では オンナノコ」
まあ、でも、最近は自分で歌うようにもなって来たので、ちょっとはマシですかね。
娘 「ババンババンボン バンババンバボン いつーもおいらはオンナノコ」
混じってるぞ、おい。 「いつ」しか合ってないぞ。
《おまけ》
娘 「パパー、じゃんぐるたいてー、かいたよー。見てー」
ほほう、パパのＣＤのジャケットを見ただけで、「ジャングル大帝」描きましたか。
《名作「子どものための交響詩 ジャングル大帝」》
どれ、まの画伯、お見せくだされ。 画伯の心象風景におけるレオとはどういったものですか。
《まの画伯による「ジャングル大帝」》
・・・・えー。 どっちがパンジャでどっちがレオですか？ TOPへ
| ２００７年７月５日（木）「でんでんでんぐり返って」 |
親子３人寝るために布団を３枚敷くと、ちょっとした旅行気分。 今日は布団の上でごろごろしてみました。
私 「ごろごろごろ〜」
娘 「なにやってんの？」
私 「ごろごろだよ。よし、まのちゃんも一緒に」
娘 「ごろごろごろ〜」
私 「ごろごろごろ〜」
娘 「ごろごろごろ〜」
妻 「面白そうなことやってんじゃない。あたしもごろごろごろ〜」
私 「ごろごろごろ〜」
娘 「ごろごろごろ〜」
妻 「ごろごろごろ〜」
私 「うひゃひゃひゃ」
娘 「うひゃひゃひゃ」
妻 「うひゃひゃひゃ」
親子３人、めっきり馬鹿です。
私 「よしまのちゃん、ぐるんぐるんもしてみよう」
娘 「ぐるんぐるん？」
私 「こう、前の方に」
娘 「でんぐり？」
私 「おう！よく知ってるね！『でんぐり返し』だよ」
娘 「でんぐりするー」
私 「よし、パパが見本を見せてあげよう」
どでん。 もう一回どでん。 ・・・・こん時、やめときゃよかったんだ。
娘 「こう？こう？」
私 「そうそうそう。よし、足持って手伝ってあげるよ」
娘 「あーっ」
妻 「そうそう！半分は出来たよ！あと少し！」
残念ながら完全に出来るようにはならなかったのですが、このあとは手押し車なぞもして、まのちゃんは満足そうに眠りにつきました。
・・・・・・首が痛いんですが。
根元がちょっと腫れたりもしてるんですが。 今朝、整骨院に寄っていったら、「首の筋肉が伸びちゃったんですね」とのお見立てで、電気とハリと膏薬ですがな。
よく考えたら、『でんぐり返し』なんて２０年ぶりにやったんですよね。 しかも、その当時より体重は１．５倍以上になっているし。 感覚的に若いころと同じなのがよくなかった。 もう、そういう若さはないんですよね。 『でんぐり返し』とともに、今さらながら青春に別れを告げた気分です。
そうか。 アニメ「にほんむかし話」の歌の、『でん、でん、でんぐり返ってバイ・バイ・バイ』ってそういう意味だったんだ。 ＜違う。 TOPへ
| ２００７年７月７日（土）「魔女の筋肉番付〜東京サマーランド」 |
７月７日は結婚「式」記念日なので、何かうまいものでも食いに行こうと言いつつ、プランがまとまらないまま迎えた当日。 なぜか平日でもないのに８時には目覚めきっている親子３人。
妻 「よし、プール行こうプール！」
と言う訳で（肌寒いのに）行ってきました「東京サマーランド」。
《東京サマーランド前のまのちゃん》
大人数にビビるかと危惧していた愛娘・まのちゃんですが、流石に慣れたか、しかしニコリともせず遊んでおります。 「波の出るプール」と、またも流れるプールには怯えたものの、屋内から寒い外にも駆け出し、岩山やら滑り台やらあちこち登っては元気です。 しかし相変わらず、笑顔が少ないまのちゃん。 どうやら、物凄く真剣に遊んでいる模様。 幼児にはとても無理な数十メートルもある滑り台を睨んでは、真剣な顔で「あれやりたい」。 キミは子供用流れる滑り台すらロクにやらんのに、なぜそんな事を言い出すか。
対照的なのが、わが奥さんでした。
あの、プールの上に大きな「浮き」があって、その上を渡っていくヤツがありますよね。 「筋肉番付」とかに出てきそうなヤツ。 それがあるんですよ。 上の手の届くところにネットが張り渡してあり、それに掴まりながら「浮き」を渡っていく仕様です。
妻 「あれやりたい！やりたい！」
私 「やんなさいよ見ててあげるから。止めないから」
私もちょっとやってみたんですが、私の体重のせいで乗ると派手に沈み込むのを除いても、物凄く難しいんですよねコレ。 奥さんもものの見事にコケそうになってます。
妻 「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ」
ネットにぶら下がって高笑いしてます。
妻 「きょははははははははははははは」
怪鳥テロチルスかオマエは。
妻 「むひょひょひょひょひょひょひょ」
ざばーん（転落）。
妻 「いやー楽しかったわ。童心に返ったわよ」
いいけどさ、目の前にいた小学生の女の子が、魔女を見る目で見てたぜ。 脅してどうする。 TOPへ
| ２００７年７月８日（日）「多摩動物公園のリベンジ」 |
プール疲れで親子ともども早く寝てしまった翌日。
朝４時。 奥さん起床。
４時半。 私起床。
５時。 まのちゃん起床。
この親子、ホントにアホです。
妻 「まのちゃん、どこ行きたい？ お台場？動物園？」
娘 「動物園！動物園いくー！」
私 「まあとにかく、朝飯くうか」
６時。 デニーズで朝食。
７時。 デニーズを出発。
私 「どこの動物園、行く？」
妻 「以前、たどりつけなかったあそこに行く？」
私 「リベンジか」
８時。 多摩動物公園到着。
もちろん、開いてません。 京王鉄道が運営する駐車場には、係員すらおりません。
近所の高幡不動で時間をつぶす。
９時。 再び多摩動物公園到着。
開場の９時半まで、ひたすら時間をつぶす。 すみません、ワシらは既に疲れが見え始めてるんですけど。 まのちゃんはずーーーーっと走ってます。 おい、エネルギーためとけや。
９時半開場。 初めて来ました、多摩動物公園。
１０時。 とりあえずライオンバスに乗る。 ミニ・サファリパークです。
《バスにぶら下がった馬肉に突進してくるライオンにビビるまのちゃん》
《でもすぐ気を取り直すまのちゃん》
そして、園内を歩いて回ります。
ただの山道じゃねーかこれ。 隣の動物までなんで５分も歩くんじゃ。 しかも登り坂だし。
まもなく１時。 お昼にしましょうか。
《昼メシ食ってお茶目な親子》
娘 「さ、そろそろおウチ帰ろーか」
疲れたのか、まのちゃん。 滞在わずか３時間でした。
駐車場係員 「あれ？ もうお帰りですか？」
私 「朝イチからいるからさー」
まさか８時からいるとは思わねえだろうな。 リベンジのつもりが、リベンジ返しにあった多摩動物公園でした。 TOPへ
| ２００７年７月１６日（月）「卑怯者のプール」 |
７月では過去最強、という、何か毎年最強のが来てるような気もする台風４号一過、午前中は綺麗な青空が広がりました。
人を６時に叩き起こしておいて二度寝した愛娘・まのちゃん、９時ごろ起き出して言うことにゃ、「今日、パパがプール連れてってくれるんだよね？」。
えーーーーーっ。 でも、（言葉が遅くて）あまり自分の希望を言わないまのちゃんがそういうことを言うのが嬉しくて、行ってきました公営プール（二週連続で遊園地なんか行けないよお金ないから）。
幼児用プールに小さなウォータースライダーがあるのですが、上まで登ってはビビって降りてくるまのちゃん。 道で自転車には向かっていくクセに、相変わらず、臆病な子です。
娘 「ママ、一緒！一緒に！」
一度はまのちゃんをヒザに乗せて滑った奥さんですが、ここは一計を案じた様子。 もう一度をせがむ娘とスライダーの上で、何か画策しています。
妻 「ほらまのちゃん、足伸ばして」
娘 「・・・・・」
妻 「さ、行くよー」
娘 「行くよー」
妻 「エイッ！」
一人で滑らせちゃいました。 娘、ざぶーん。 下で出迎える私。
娘 「あっぷぅっ！あぱっ！ぷわぱっ！」
私 「大丈夫か、まのちゃん。でも楽しかったろ？」
娘 「きーーーーーーっ！」
ダマしてもう一回やったら、決して温厚とは言えないまのちゃん、ついにキレました。
娘 「ママ来なさい！」
妻 「はーい」
娘 「パパも来なさい！」
私 「はいはい」
娘 「ここに座りなさい！」
妻 「はい」
私 「はい」
娘 「どうしてこ（ん）なことするですか！○＋；△×＆ ＼(｀O´ﾒ)／」
妻 「いや、楽しくなるかと思ってさ」
娘 「ごめんなさいは！？」
妻 「え？」
娘 「ごめんなさいしなさい！」
幼児用プールで二人正座して説教されてしまいました。 そこで自宅では、夫婦で今日の反省会です。
妻 「怒ったね」
私 「まあ、あら怒るわな」
妻 「一人で滑ったら、楽しさがわかると思ってさ」
私 「獅子は千尋の谷へ我が子を、ってヤツか」
妻 「そうそう。愛よ。親の愛」
私 「でも、それで水が怖くなる子もいるんだってな」
妻 「ええっ！それマズいじゃない！」
私 「そうなんだよ」
妻 「でも、あなた止めなかったじゃない」
私 「いや俺も、慣れてくれたら面白いな、と思ってさ」
妻 「じゃ自分でやれば良かったのに」
私 「だって俺、キラわれたくないもーん」
妻 「おめえが一番卑怯者なんだよ＼(｀_´ﾒ)＼」
失礼しました。 TOPへ
| ２００７年７月２４日（火）「当番は俺だ」 |
私 「ほら、見てよ、その奥の方」
妻 「よく見えない。懐中電灯の向き変えてよ」
私 「こうか？」
妻 「見えた！すごい！確かに大きい！」
私 「だろ？どうやって取ろうか」
妻 「そのオイル付きのは？」
私 「どれどれ・・・。滑って取れねえなあ」
妻 「もう、綿棒で取れるレベルじゃないわね」
私 「やっぱり棒でやるか。・・・あれ？あれ？難しいな」
妻 「あたしがやるから代わって」
私 「えーーーー？俺やりたいなーーー」
妻 「いいから。よっこら。こらさ。・・・取れたー！」
私 「すげ！ホントに大きい！」
妻 「おっきい！」
私 「いやー達成感があるなあ」
妻 「嬉しいわねーコレ」
私 「素晴らしい素晴らしい」
妻 「じゃ、これからあたしが当番ね」
私 「えーーーっ！？オレが発見したのに。俺が当番やるってば」
妻 「何いってんのよ。子供のは大きいから取りがいがあるのよ！」
私 「だから俺が」
妻 「髪も爪もアタシがやってるでしょ！だからアタシね」
まのちゃんの耳クソ取り当番を、奥さんに取られてしまいました。
妻 「あなたは、鼻クソ当番があるじゃない」
私 「そうか！よしまのちゃん、鼻見せろ。懐中電灯で見てやる」
娘 「やだあーーー。もうやだーーーー」
育児って楽しいなあ。 TOPへ
| ２００７年７月２８日（土）「食事以外は全力で〜よみうりランド」 |
毎度のことながら８時台に起きてしまった我が一家。 地獄のようなピーカンいい天気の本日は、「よみうりランド」のプールへ出撃です。
相変わらず、いまいち腰が引けてビビリつつ、幼児用アンパンマンプール、流れるプール、波のプール等をこなすまのちゃん。 到着して１時間、衝撃のセリフが。
娘 「もう、帰ろう？」
私 「なに言ってんだよ。まだ１時間しかたってないよ？」
娘 「おウチ、帰りたいー」
私 「・・・もしかして疲れたのか？」
娘 「うん」
妻 「別に帰らなくても休めばいいじゃない。焼ソバでも食べる？」
娘 「食べるー」
さらに１時間後。
娘 「まだ、帰らない？」
私 「ちょっと連続して遊びすぎだな。休もう。昼飯でも食うか？」
娘 「ラーメン食べるー」
妻 「そんなに食べるの？！」
また１時間後。
娘 「まだ、帰らない？」
私 「帰りたいの？じゃ、そろそろ帰るか？」
娘 「やだ！帰らない！」
私 「ええっ？ なんだそりゃ？」
妻 「帰りたくないって意味じゃないの？」
私 「あ、『帰らないよね』って意味か。そうなの」
娘 「うん。帰らないよー」
妻 「じゃ、さっきのも・・・・」
私 「なんだ、食べさせなきゃよかった」
日本語とは、難しいものですな。
娘 「ハアッ、ハアッ、ハアッ」
私 「まのちゃん、疲れたでしょ。ちょっと休もう？」
娘 「遊ぶのー」
妻 「休もうよ。ママも疲れたよ」
娘 「遊ぶってば」
私 「休もうってば」
娘 「・・・じゃあ、アイス食べたいー」
食べるときしか休んでくれません。 食事以外は全力疾走。 そりゃ、疲れますわね。 TOPへ
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