| ２００６年５月８日（月）「彼女に見えるもの」 |
連休のまのちゃんです。
<<友人の娘さんと追いかけっこするまのちゃん>>
<<まの画伯の最新作>>
<<草ぶえの丘公園で初めて馬に乗ったまのちゃん>>
<<公園でテンション高くメシを喰うまのちゃん>>
<<新橋の飲み屋のようなポーズのまのちゃん>>
子供というのは、大人に見えないものが見えるとよくいいます。 それが妖精とかそういうもんかも知れんけど、少なくとも着眼点が違う。 実家に帰った連休、移動の車窓から、あるいは散歩しながら、娘がバシバシと指摘する町並みのあれこれ。
娘 「あっ！うさぎさん」
私 「いくらなんでもそんなのいないっって」
店の看板にちょこっとあるマスコット・マークでした。
娘 「お月さまあるよ！」
婆 「まだ昼間だよ？」
ちゃんと天空に三日月がかかってました。 クルマでの走行中には、
娘 「お姉ちゃん！お姉ちゃんだ！」
妻 「はいはいお姉ちゃん」（慣れているのでテキトーにあいづち）
誰も道を歩いてないのに何かと思いきや、ヴィーナスの石像が道端に立ってました。
ことほど左様に、子供の視線というものは面白いですね。 そんなところにそんなものがあったんだ、と気づかされることもよくあります。
娘 「カレンダー！カレンダーが！」
婆 「うんうん、カレンダーだね」（ちょっと慣れたのでテキトーにあいづち）
娘 「んと、んと、ゴ！ゴだよ！」
婆 「ゴ？ゴッてなんだい？」
娘 「ゴ！ゴッ！」
家中のカレンダーがひとつだけ「５月」になっていないのをチェックする娘。 細かいところに気づくものです。 実は我が家でも既に、これで一度大騒ぎしていたのでした。
さて、連休の最後に、彼女は髪を切りました。
<<髪を切ったまのちゃん>>
以前、前髪を切った時は鏡を見て激怒していたまのちゃんですが、今回はどうか。 姿見にかけよって行きます。
娘 「ファンキーアフロ！」
お前にはそれがアフロに見えるのか。 というより、カードゲームの「ラブａｎｄベリー」のこのカード↓ですけどね。
大きさじゃなくて形だけしか見えていないようです。 TOPへ
| ２００６年５月１０日（水）「つまが はしる」 |
大ブームの少女向けアーケードゲーム「ラブａｎｄベリー」。 うちの奥さんが、愛娘に付き合っているうちに、ハマってしまいました（このゲームの詳細はこちらの育児日記で）。
ショッピングビルや（大きいおともだちがいるゲーセンには、普通、置いていない）トイザラスで、次から次へと100円を投入しております。 私は、娘に付き添って列に並んだりもしますが、基本的には、ヒマです。
私 「え？まだやるの？」
妻 「いいじゃない。そんなにお金使わないし」
つまの こうげき
だんなは ２０ぽいんとの だめーじをうけた
そうなんですよね。 デパートの屋上にある200円で３分間しか動かない動物の乗り物や、100円で後から何の使い道もないドラえもんカードが出てくる乗り物よりはるかにマシと言えばマシだし、次から次へと言っても一回あたり500円から多くても1000円程度。 それほどお金はつかわないのです。
妻 「それにまのちゃんが行儀いいじゃない」
つまの かいしんのいちげき
だんなは たおれた
そう、家ではあんなに傍若無人なまのちゃんは、１０分ぐらいは待つゲーム機前の行列に、おとなしく並んでいるのです。 スライムなみの打たれ弱さで、旦那はとりあえず黙っちゃいます。
妻 「久しぶりにドレスカードが出た！よっしゃあ！」
つまの こうげきりょくが ２０ぽいんとあがった
いつも靴カードとか髪型カードが多いんですよ。 ダブりもあるし。 奥さん、小、中、大とだんだん大きくなるカードファイルがもう三冊目です。
私 「また買うの？」
妻 「大丈夫。これはいっぱい入るし、中のカードポケットが追加できるし」
つまの しゅうのうりょくが ５０ぽいんとあがった
私 「追加用ポケットも買ったの？３つも？」
妻 「これでいいでしょ・・・あっ！これセガじゃなくてバンダイ！カードがすっげえ取り出しにくい！」
つまは ３０ぽいんとの だめーじをうけた
つまの こうげきりょくが １０ぽいんとさがった
妻 「ねえ、後でさ、このカードポケットのこの部分をさ、こういう風に切ってくれない？」
私 「３つもか？」
だんなは ことわった
つまは だめーじがなかった
妻 「いいわよ、自分でやるから・・・でも面倒くさそうだからやめ」
私 「前の子のやってるのを見ながら、まのちゃんの手が動いてるんだけど？」
むすめは れんしゅうした
むすめの こうげきりょくが ５ぽいんとあがった
私 「結局、乱打してるのに変わりないけど」
妻 「あーあ、また負けた」
私 「なんで隣の機械に移るの」
妻 「だって、この機械、いいカード出尽くしてるみたいなんだもん」
つまは かーどほりを はじめた
もうだめだ
妻 「それに、カードのダブりが多いのも悔しいわね」
私 「その辺の他の子と交換してみたら？よくやってるじゃない」
妻 「うーん・・・でも、あたしもオトナだし」
つまは おんなのこに こえをかけた
「おお おんなのこよ ほしいかーどはないか かわりに・・・」
もうだめだ
おんなのこは こうかんしてくれなかった
私 「なんか、カードショップでも売れるそうだけど」
妻 「あっ。それきいてみてよ」
だんなは ぶきやを おとずれた
「おお ぶきしょうにんよ かーどをかいとってくれないか」
だんなは かーど１６まいで １２００ゴールドを てにいれた
うれしかった
妻 「あ、これなら、ダブってもＯＫだね。また出来るね」
もうだめだ
私 「まあ、カードの「大人買い」をしないだけマシといえばマシか」
妻 「何いってんのよ。一枚ずつ集まるのが楽しいんじゃない」
つまは へんなぽりしーを もっていた
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| ２００６年５月２５日（木）「我が家に必要な彼女」 |
子は親の背中を見て育つといいますが。
奥さんがまのちゃんに、以前にここで書いた 「欧米か！」 というツッコミを教えてしまいました。
クルマの後部座席で、二人でツッコミあってます。 えらい影響受けてます娘。
妻 「ほらあ、ジュースこぼしちゃうよ」
娘 「うるさーい」
妻 「欧米かっ (^^)」
娘 「オーベーかっ(^^)」
相手の言ったこととまったく脈絡がないツッコミですが、我が家での使い方はこれで正解なので問題ありません。
妻 「欧米かっ」
娘 「オーベーかっ＼(^O^)／」
妻 「欧米かっ」
娘 「オービーかっ＼(^O^＼」
ゴルファーかっ。（パパの心の中のツッコミ）
妻 「子供かっ」
娘 「コドモかっ／^O^)／」
子供にツッコまれました。（パパの以下略）
妻 「大人かっ」
娘 「オトナかっ＼(^O^)／」
はいそうですよ。
妻 「この子は、いいツッコミに育つわね」
私 「いや、そんな育成方針はいらないんだが」
妻 「何言ってるのよ。ウチにはボケしかいないのよ。二人ともボケなの。しかもあなたのボケはつまらないでしょ。いいツッコミが絶対必要なのよこの家には」
いやそんなことを力説されても。 子は親の背中を見て育つといいますが、ボケではなくツッコミに育つようです。 どっちもイヤだなあ。 TOPへ
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