ひねもす育児日記・バックナンバー

育児日記・２００７年１月

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２００７年１月１日（月）「２００７年・年賀状」

　　　　　　　　　　新年あけましておめでとうございます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　本年も、
　　　　　　　　ひねもすサウンドトラック／ひねもす育児日記
　　　　　　　　　　　　　をよろしくお願いいたします。

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２００７年１月５日（金）「臆病な袋田温泉」

　こちらにも書きましたが、　茨城県の袋田温泉というところに行ってきました。　氷ばく（さんずいに「暴」）といって、滝が凍りつくという「袋田の滝」で有名なところです。

<<袋田の滝>>

　こちらが「氷ばく」こと袋田の滝。　「観ばく台」（展望台ならぬ滝を見る場所）が滝の目の前にあり、かつやたらとでっかい滝でして、なかなかの見ものでありました。　

　そして、愛娘・まのちゃんが見た「袋田の滝」はこちら↓

<<袋田の滝へつづくトンネル>>

　この暗いトンネル（明るいトンネルってえのは少ないですが）が怖いらしく、泣き叫んで泣き叫んでどうしてもトンネルに入ってくれません。　結局、夫婦交代で見に行ったのでした。　トンネル通行券の売り場のおばちゃんにきけば、たまにそういう子供がいるらしいですが、それにしてもまあ、臆病な娘であります。

　次に行ったのは「竜神大吊橋」。　ダム湖の上にかかる、日本最大の歩行者用吊り橋だそうです。

<<写真映えする吊り橋とまのちゃん>>

<<テンション高くはしゃぐまのちゃん>>

<<双眼鏡を覗くまのちゃん>>

　かように大喜びで橋の上を駆け抜けるまのちゃんであったのですが、その彼女の足をハタと止め、押しても引いて前に進まなくなってしまった原因がこちら↓。

<<はるか下の湖面が見えるガラスの床>>

　まあ、そのうち前に進んでくれて無事に対岸にたどり着いたのですが、以前、東京タワーでは大喜びでガラスの上でジャンプしていたくせに、いろいろなものがわかって「怖い」という感覚ができてきたのでしょう。　これも進歩、と考えるしかありません。　うんうん、成長してるんだね。

　もっとも、歩道を歩いてるときに車道に下りようとするのはやめていただきたい。　そこに一番臆病になって欲しいものです。 TOPへ

２００７年１月２３日（火）「我が家の押入れはいっぱいなので」

　年齢が年齢だけに、ジコチューな愛娘・まのちゃんですが、あまりワガママに育つのはなんなのでいつかガチッと叱らねば、と夫婦ともども思っていたところ、先日、その機会が訪れました。

娘　「ナゲット～！ナゲット食べたい～！」
妻　「ダメよ！今日はパパの誕生日でお寿司とったの！あなたにも鳥の唐揚げあるでしょ！」
娘　「唐揚げいや～！ナゲット食べるの～！」
私　「唐揚げもナゲットも変わらんだろうが」
娘　「いや！食べない！ナゲット買ってきてパパ！びえええええん」
私　「そうかい？じゃあパパが買っ」
妻　「ダメよパパ」
私　「そ、そうだな。まのちゃん、ちゃんと用意されたものを食べなさい！」
娘　「やーだ！食べない！びええええええ」
私　「じゃあいい！おまえは今日はメシ抜きだ！」

　一食ぐらい抜いても死にゃあしません。

娘　「やだ！やだ！やだ！やだ！わああああああ」
妻　「あっそ！いいわよ！じゃあみんなと一緒のゴハン食べれない子は、あっちへ行きなさい」

　今日は、夫婦で「ぜったい折れない」としめしあわせてあるので、強硬です。　まのちゃんも「いつかは折れるはず」と思っているのでしょう、泣き叫んで踏ん張りますが、ここは心を鬼にするしかありません。

　ついに彼女はリビングを追い出されることに。　獅子はわが子を千尋の谷に突き落とすといいますが、我が家では押入れ・・・は布団でいっぱいなので、とりあえず廊下の扉の向こう、玄関側に追いやることにしました。　くもりガラスの金属にも似た冷たい音とともに非情に閉じられる扉。　あたりを切り裂くように響く娘の泣き声。　耳をふさぎたいような思いですが、ここは耐えるのが本当の親の愛。　ああ娘よ。　パパとママをうらんでもいい。　でもこれは君が社会で生きていくために必要なことなのだ。　いつか必ずわかるときがくる。　大きく育て　＜物凄い大袈裟です。

　数分で、静かになりました。

私　「どうなったかな？」
妻　「ダメよのぞいちゃ」

　カチャ、と扉が開き、何事もなかったかのようにまのちゃんが登場。　心なしか、口元には照れたような薄ら笑いも。　トコトコと、私の隣の定位置にやってきます。

私　「どうした？まのちゃん」
娘　「ご、ご、ごめんなさい～」
妻　「そっか(^o^)。わかったらいいのよ。じゃあ、唐揚げ食べようね～＼(^O^)／」
娘　「ナゲット・・・」
私　「え？」
娘　「チキンナゲット・・・」
妻　「は？」
娘　「唐揚げいやああああっ！チキンナゲット食べるうぅぅぅぅ！」

　粘りすぎです娘。

　さらにひと悶着あり、今度はグレードアップして真っ暗な寝室に幽閉と決まり、ロズウェルで発見された宇宙人のようにパパとママに両手をつかまれ連行されるまのちゃん。　鍵がかからないので、外からパパが扉のノブを押さえます。　中で電気のスイッチを入れたようですが、それでも彼女の生へのあくなき叫びは終わりません　＜だから大袈裟だって。

娘　「いやあああああ」
娘　「なげっとおおおおおっ」
娘　「うええええええええん」
娘　「びいいいいいいいい」

　心を鬼に。　心を鬼にするんだ＞オレ。　頼む、わかってくれ。　一言あやまってみんなと食事をすればいいんだ。

娘　「いやあああああ」
娘　「あああああ」
娘　「ああっ。あっ」
娘　「うううっ。ううっ。おおおおっ」

　ノブをガタガタするまのちゃん。　存外に力が強く、抑えるのに一苦労。　くくっ。　くっ。

娘　「だめえええっ。ああああああっ」

娘　「おやめください！おやめください！」

　チカラ抜けるわ。

　オレの実家からガメてきた「一休さん」のビデオの見過ぎですよおまえは。　このシチュエーションで、なぜその言葉が出る。　結局、あやまったものの、その日は不貞腐れて食事をとらなかったまのちゃんでした。　もっとも、翌日からは素直に一緒に食事をとっているので、ちっとは効果があったのでしょうか。

<<結局２時間後に唐揚げを食べるまのちゃん>>

<<Ｖサインまでしやがるまのちゃん>> TOPへ

２００７年１月２９日（月）「クライマックスは知らない」

　情操教育にいいかと思い、あちこちで放映したディズニーを始めとする「良さげなアニメ」をエアチェックし、ＤＶＤにして愛娘・まのちゃんに預けてあります。　たまにセルＤＶＤを買ったりもします。　今や、彼女専用のＤＶＤファイルを持つまでになりました。

　嬉しそうに、自分でＤＶＤを入れ替えて、次から次にと見るまのちゃん。　でも、お気に入りのシーンがあるらしく、そのシーンが終わるとやめてしまったり、また最初から見はじめたりすることもしばしば。　「となりのトトロ」、「チキン・リトル」は完走したのですが（それどころか繰り返し見ている）、他の作品は最後まで見終えることがなかなかできません。

「アイス・エイジ」・・・子カバみたいな恐竜が沼で「破滅ごっこ」をやっているところで終了。つまり最初だけ。

「トイ・ストーリー」・・・少年の誕生日パーティにみんなが集まってくるところで終了。これも最初だけ。

「メリー・ポピンズ」・・・ペンギンとオッサンのタップダンスを見ながら踊りくるい、カルーセルのシーンになったら最初のペンギンに戻す。　ハァハァいってます。

「１０１匹わんちゃん」・・・灰で体を黒く偽装してトラックで脱出するところで終了。あと少しなのに。

「アナスタシア」・・・「ラスプーチン」が怖かったらしく、最近見ません。

　ま、「１０１匹」は一度は最後まで見たし、他もそのうち見るようになるのでしょうが。

　でも、「シンデレラ」でいじめられるシーンだけで最初に戻られると一緒に見ているこっちにストレスが溜まるわ。　「わんわん物語」で "こばとちゃん" が野犬狩りに連れ去られた後はいったいどうなるんだ。　もしかしてグシャグシャのドロドロのエロエロの　＜ないわ。 TOPへ

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