管理人から一言・2022年5月

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2022年5月29日(日)ああ憧れの西荻窪

 またもや二週間のご無沙汰でした。 連休の京都旅行以来、妙に疲れやすくなり、夕食を子供に食わせて後片付けすると倒れるように眠り込んでしまう毎日。 更新も、「まあいいや」で伸ばし伸ばしです。


《道端の街路樹にキノコを発見してちょっと感動》




《一週間後にはあえなく…》


 昔、親と共に西荻窪(東京・杉並区の西の端の駅、吉祥寺の一駅東)に住んでいたのですが、そこに「登亭」(のぼりてい)という定食屋がありました。 オヤジがなかなかの人物で、メイン以外の付け合わせ食材が頼む度に変わる面白い店。 チキンサラダ定食を頼んでも確かなオカズはチキンサラダとキャベツだけで、あとは毎回、煮込みハンバーグだったりコロッケだったりつけ合わせに乗っかってくるものが変わります。

 だいたい、盛り付けする時に、オヤジは並んでいる食材を見回してどれにしようか選んでましたからね。 たまに、片栗粉でとろみをつけたカレーが別皿で出てきたりもします。 おやっさん、カレー頼んでないよ?と言うと「もともとついてんだよ!」と言われるという。 いや、おやっさんの店の「もともと」なんて見たことねえぞ?

 そんな知る人ぞ知る名物店でしたが、数年前に足腰の弱ってきた老母をクルマにのせて、母にとっては「東京の故郷」を見物に行ったときに、その登亭のあたりは再開発されて店は消えていました。 移転したのかググってみたら、やはりオヤジの年齢もあり廃業したとのこと。 閉店日には長蛇の列だったようで、残念、最後にチキンサラダ定食が食べたかった。

 まあそんなこんなで、懐かしくて西荻窪のネットでの記述を読んでいたら、なんかあそこ、サブカルがいっぱいのシャレオツ(死語)な憧れの街らしいですね。 確かにちょっと変わった古本屋なんかもあったし、コジャレ系雑貨屋も。 あと昔から有名な飲み屋もあったりしましたが、一人飲みをするようになってからもそういうところは混んでるから行かないんですよね。 南口の、そんなに客がいないおでん屋とか飲み屋に行ってました。

 そもそも会社では残業まみれだから夕食は会社の近く、中学・高校時代の友人と飲みに行くなら吉祥寺でしたから、地元で知ってる食べ物屋なんて、子供のころ家族で行っていた「銀座アスター」の支店(撤退)、北口の熊本ラーメン「肥後のれん」(閉店)、アイスココアをジョッキで出してくれた駅前の喫茶店(閉店)、酒蒸し饅頭が美味しかった和菓子屋(閉店)、父親が通っていた焼き鳥屋「鳥茂」(再開発の対象地域、おそらく閉店)ぐらいで、あとは 牛友(閉店) ぐらいですがな。 この手の記事でよく出てくる店では、北口にあるハンバーグレストラン「キャロット」ぐらいですかね、二回ぐらい行ったことあんのは。

 西荻窪の思い出話みたいになってしまいましたが、別にそれを語りたいわけではなく、単なる生活者として住んでた町が、憧れのサブカルタウンとして持ち上げられていると、妙にこそばゆい不思議な気分になる、とまあそれだけなんですが。

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 更新情報です。 西荻窪の話なので、とりあえず 「ウエスト・サイド物語」を。  こんな大名作なので、単に載せただけです。 あまり好きな作品ではないため、もちろんスピルバーグ版は見ていません。
 他に「西」関係のサントラが西部劇を除くと見つからなかったため、まったく西に関係なく、今月の更新枚数を5の倍数にするために一枚だけ。 80年代のフュージョン・バンド、チキンシャックが音楽を担当したハードボイルドOVA、 「アーバンスクウェア -琥珀の追撃-」 を更新します。 TOPへ

2022年5月13日(金)京都・歩け止まるな


《自分で撮影した金閣寺。適当に撮っても絵になるのは流石》

 二週間のご無沙汰でした。 連休は京都へ二泊三日してきました。 娘が修学旅行で立ち寄ったところをゆっくり見たいと言うので、今回のテーマは「おのぼりさん」。 ありがちな観光名所にあえて行ってきました。

 京都は20年ぶりですが、前回行った際は街歩きだったので、京都の観光スポットに行くのは私も修学旅行以来でなんと40年以上ぶり。 それで思った。 修学旅行は偉大だ。

、東本願寺、金閣寺、嵐山・竹林の道、伏見千本稲荷、清水寺と回ったのですが、電車やバスなどの公共交通機関を使うと、目的地から少し離れた大通りでバスを降り、後は歩く歩く登る登る。 ぼちぼち還暦の私の足にはめっさコタえます。
 でも修学旅行バスや観光バスは、目的地寸前の駐車場までバーッと行って、そっから若い脚で上までワーッと行くんですから、ぜってー次回があったらレンタカー借りてウォーッて行こうと思ったのです。 くたびれて擬音が多くなっております。 京都だけに祇園。 …行きませんでしたが。

 伏見千本稲荷なんて最後まで登れるかよべらぼうめ。 元気だなあみんな。

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 更新情報です。 金閣寺の写真を載せましたので、「黄金」がタイトルにある映画を。 まずはマカロニ風ハリウッド西部劇、 「マッケンナの黄金」。  同じクインシー・ジョーンズが担当した「冷血」とのカップリング盤です。
 次は、ロイ・バッドの三作品を集めた 「ソルジャー・ブルー」。  ユル・ブリンナー、レナード・"スポック"・ニモイが出演した「マーベリックの黄金」も収録しています。 さらにボーナストラックとして、有名な飛行船を扱った第一次大戦もの戦争アクション「ツェッペリン」も2曲収録しています。
 最後は、続編は作られずに終わった少女版ハリー・ポッター的な 「ライラの冒険 黄金の羅針盤」 を更新します。 バーンスタインの「黄金の腕」を上げようと探したら持ってなかった。 すっかり買ったつもりでおりました。
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