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 REEL MUSIC DOWN UNDER


REEL MUSIC DOWN UNDER が送る
フレッド・カーリン限定盤CD第二弾!

[フレッド・カーリン・コレクション VOL.3]
エレクトロニック・クロニクル
ELECTRONIC CHRONICLE : The Fred Karlin Collection vol.3

音楽:フレッド・カーリン
Music composed and conducted by Fred Karlin

完全限定プロモーション盤
2003年8月31日販売開始!



フレッド・カーリンのシンセサイザーがB級アクションをA級に押し上げた!
ジャズと電子の技が冴えるB級テレビドラマ4作品収録のコンピレーション盤!


収録作品:地獄のテロリスト/ワイヤートラップ・影なき狙撃者/
ミッドナイトプリズナー/ミッドナイトシティ・デトロイト恐怖の一夜

今ここに集え!B級アクションファンよ!
そして最近は面白い映画音楽が少ないとお嘆きの
サントラファンよ!


「レッド・ムーン」 リリースで気を吐く "REEL MUSIC DOWN UNDER" の第二弾はコンピレーション盤。 フレッド・カーリンが担当したB級アクションドラマ4作品を収録。

 原題はまだしも、邦題をご覧になっておわかりの通りコテコテのB級作品のオンパレードですが、CDのタイトル通り、フレッド・カーリンがシンセサイザーを駆使して低予算作品を徹底的に盛り上げます。 RMDUでなければ絶対にリリースできない貴重な音源の本アルバムは8月発売開始! 全世界完全限定販売で売り切れ御免! とにかくサントラファンのあなたなら買って損なし!

収録作品
CDの内容
収録曲目
購入について
収録作品・楽曲解説
プロデューサー、主宰の言葉
「エレクトロニック・クロニクル」発売第一報2003/07/19(別ページにジャンプ)

Reel Music Down Under、第三弾CD「未来世界」製作着手!(別ページにジャンプ)
管理人FUNAのレビュー(別ページにジャンプ)
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■収録作品

(いずれもテレビ作品。詳細はこちら


■CDの内容

  • 収録曲数: 24曲
  • 総収録時間: 68分31秒
  • 完全限定プロモーション盤
  • 銀色美麗フロントアートの英文20ページのブックレット、スチール写真15枚掲載
  • フレッド・カーリン自身の作曲家ノート
  • ロバート・フェイゲンブラットによる解説
  • 録音技師ジョン・ミリガンによる技術ノート
  • 日本発売盤は日本語訳ライナーノート付属
CDプロデューサー: ユタカ・アオシマ、フレッド・カーリン
エグゼクティブ・プロデューサー: イチロー・コージ
共同プロデューサー: マサキ・アジト・クサカ、タカシ・オク、ノブユキ・スギモト
録音技術: マイケル・スターン
ジャケット・デザイン: ジョンスー・チョイ
ジャケット写真: ルディ・コップル


■収録曲目

地獄のテロリスト・銃殺!レイプ!恐怖のフライト HOSTAGE FLIGHT
1.Main Title メイン・タイトル

ワイヤートラップ・影なき狙撃者 MURDER C.O.D.
2.Main Title メイン・タイトル
3.Preparing for Murder 殺人の下準備
4.The Bill for Murder/Ellie Stalked 殺人料を請求 / ストークされるエリー
5.Negotiation with Killer/Washburn Street 殺し屋との商談/ウォッシュバーン・ストリート
6.Unseen Enemy 見えざる敵
7.Steve's Home/Booby Trap スティーヴの家 / 血塗られた罠
8.Find Alex/Final Fight アレックスを捜せ / 最終決戦

ミッドナイトプリズナー DADAH IS DEATH
9.Main Title メイン・タイトル
10.Kuala Lampur クアラルンプール
11.Drive to Airport 車で空港へ
12.Arrested 逮捕さる
13.Prison 監獄
14.Kevin and Rachel ケヴィンとレイチェル
15.Smuggling 看守の目を盗んで
16.Goodbye 今生の別れ
17.Epilogue エピローグ

ミッドナイトシティ・デトロイト恐怖の一夜 THE FINAL JEOPARDY
18.The Streets 都会
19.Dogs 猛犬注意
20.Phone Booth 電話ボックス
21.Gang Chase チンピラ迫る
22.Subway Chase 地下鉄の逃避行
23.Steam Room ボイラー室
24. End Title エンド・タイトル




■購入について

最新の購入先は、 REEL MUSIC DOWN UNDER 公式サイトをご覧ください。

・上記のCDは、日本では下記のショップで販売中です。

 すみや渋谷店
 ARK soundtrack SQUARE
 ディスクユニオン新宿本館3F・映画専門フロア
 RARE(レア)


・国内発売のみ、日本語訳ライナーノートが付属しています。 価格は、輸入盤ですので各ショップにてご確認ください。

・海外でのオンライン通販は、下記のサイトで販売中です。

 SCREENARCHIVES ENTERTAINMENT
 FOOTLIGHT
 INTRADA
 SOUND TRACK ALBUM RETAILER



■収録作品・楽曲解説 (作品解説:FUNA、楽曲解説:プロデューサー・青島豊)

地獄のテロリスト ・ 銃殺!レイプ!恐怖のフライト
HOSTAGE FLIGHT (1985)

(テレビ放映題名 「テロコマンド・漂流空路」)

監督:スティーヴン・ヒリヤード・スターン/脚本:スティーヴン・ジトー、フェリックス・カルヴァー/撮影:キング・バゴット/出演:ネッド・ビーティ、バーバラ・ボッソン、ルネ・エンリケス、ジャック・ギルフォード、ジョン・カーレン、クリスティナ・ウェイボーン、アイナ・バリン、ディー・ウォーレス=ストーン、ミッチェル・ライアン

(ビデオ発売:東北新社/バップ)

旅客機をハイジャックした国際テロリストの極悪非道さと、それに敢然と挑む乗客たちを描いたサスペンス・ムービー。 乗客たちが自ら裁判官となってテロリストを裁く結末があまりに過激とされ、アメリカでは別バージョンの結末が制作されたいわくつきの作品である。 監督は、トミー・リー・ジョーンズの出世作(?)「ニューヨーク・コマンドー:セントラルパーク市街戦」 や、カルガリ冬季オリンピック初出場のUSAホッケー・チームの苦闘と栄光を描く大傑作TVムービー 「ミラクル・オン・アイス」(こちらも音楽はフレッド・カーリン。CD化熱望!)を撮ったスティーヴン・ヒリヤード・スターン。

 このCDには、緊張感をはらんだエスニック調の電子音をベースに、弦、フレンチホルン、ティンパニー等の生楽器を絡ませたスリリングなオープニングテーマを収録した。アクション映画のサントラファンを満足させる一曲である。


ワイヤートラップ ・ 影なき狙撃者
MURDER C.O.D. (1990)


監督:アラン・メッツガー/脚本:アンドリュー・ピーター・マリン/撮影:ベルント・ハインル/出演:ウィリアム・ディヴェイン、パトリック・ダフィー、チェルシー・フィールド、マリエット・ハートレイ、アレックス・ハイド=ホワイト、チャールズ・ロビンソン、ジャネット・マーゴリン

(ビデオ発売:東北新社/ビデオ・グラフ)

 ハイテク盗聴を駆使して人と人との恨みつらみを探し、勝手に相手を殺して一方に請求書を送りつける殺人鬼アレックス(ウィリアム・ディヴェイン)。 そのアレックスの魔の手を逃れて妻と共に新たな街に越してきた殺人課刑事パトリック・ダフィー。 この刑事をオモチャにする事が嬉しくてならないアレックスは、その妻を脅してじわじわプレッシャーをかけていく。 

 カーリン自身の演奏によるソフトミュートしたトランペットに不気味な電子音が重なるメロウなメインテーマ。そしてザラついた感触で不吉に響く劇中曲を7曲収録。


ミッドナイトプリズナー
DADAH IS DEATH (1988)


監督:ジェリー・ロンドン/脚本:ビル・カービイ/撮影:ジュリアン・ペニー/ 出演:ジュリー・クリスティ、ヒューゴ・ウィーヴィング、ジョン・ポルソン、サラ・ジェシカ・パーカー、ケリー・アームストロング、ロビン・ラムゼイ、ヴィクター・バナルジー


 刑務所映画の傑作、「ミッドナイト・エクスプレス」を意識した邦題が示すとおり、マレーシアで麻薬密輸の判決を受け処刑される二人のオーストラリア人の実話の映画化 (うち1人は 「マトリックス」 のエージェント・スミス役、ヒューゴ・ウィーヴィング)。 母親ジュリー・クリスティの苦悩を描く4時間のミニシリーズ。 監督は、アメリカの大作テレビドラマに辣腕をふるい、島田陽子、三船敏郎出演で "ショーグン" ブームを巻き起こした 「将軍」(日本では短縮版を劇場公開)の監督ジェリー・ロンドン(他に「殺人ブルドーザー」 「アーサー・ヘイリーのホテル」 「自動車」 「警察署長」。劇場映画では 「レンタ・コップ」)。

「ミッドナイト・エクスプレス」のジョルジョ・モロダー同様、電子音楽でのアプローチをカーリンは試みている。サントラファ ンにとっては、本作品がこのCDの収録曲のうちではもっとも興味深いかもしれない。カーリンは この作品のために8曲ものオリジナルソングも作曲し、作詞を担当したジョン・ミリガン氏とともにエミー賞にノミネートされた(この8曲は本CDには未収録。将来リリースの予定あり)。


ミッドナイトシティ ・ デトロイト恐怖の一夜
THE FINAL JEOPARDY (1985)


監督:マイケル・プレスマン/脚本:シャール・ヘンドリックス/ 出演:リチャード・トーマス、メアリー・クロスビー、ジェフ・コーリイ、ジョナサン・ゴールドスミス、マイケル・キャヴァノー、ジョーイ・セイガル、トラヴィス・マッケンナ

(ビデオ発売:東北新社/キング)

 小都市からやって来たリチャード・トーマス (人気シリーズ「我が家は11人」に主演、その後「宇宙の7人」の主役のボンボン) とマリー・クロスビー (大歌手ビング・クロスビーの娘) の若夫婦が、夜も暮れたデトロイトのダウンタウンに取り残される。 そして次々と襲い掛かるトラブル。 大都会での孤立と恐怖の一夜を描いたサスペンス。 監督は 「がんばれ!ベアーズ特訓中」や近作では 「U.M.A.レイク・プラシッド」 のマイケル・プレスマン。

 本作の楽曲はあえて生楽器を用いず全て電子音楽で構成。パルス状の電子リズムがドライブする冷めた音色で、無人の深夜の大都会に取り残されたふたりの恐怖の一夜を表現する。



■プロデューサー、主宰の言葉

 例によって例のごとく、REEL MUSIC DOWN UNDER の主宰、小路 "チョン月" 一良さんからコメントを分捕って来ました。 では小路さんどうぞ!


 今回のプロジェクトのプロデューサーは、ひねもすなどの常連さんの墨谷さん(FUNA注:青島豊氏。 "墨谷" はハンドルネーム) です。 墨谷さんは熱狂的なサントラファンのこだわりでもって、シンセサイザースコアのコンピレーションアルバムの製作という難しい企画を見事に形にしてくれました。 「地獄のテロリスト」や「ミッドナイト・シティ」なんかの音源も、墨谷さんの熱意でカーリンから吐き出させることができたのです。 墨谷さんから、「こんな音源が手に入るか、是非、カーリンに問い合わせてください」、というような依頼があったので確認したところ、いともあっさりと所在がわかりました。 今にして思うと、カーリン自身はこれらの作品の価値を過小評価していた節があり、墨谷さんが積極的に働きかけていなかったら、多分、日の目を見なかったに違いありません。 とにかく、他の2作品がシンセ物だったので、タイトルのとおりの統一感が出て、シンセ使いの鬼カーリンの年代記的アルバムが完成しました。

 シンセ物はサントラファンには人気がなく、商売っ気抜き、赤字覚悟のレーベルでなければできない企画ですが、青島さんはひとりのサントラファンとして、できるだけ皆さんに喜んでいただける内容にしようと頑張ってくださいました。 リスナーの立場に立った選曲や曲順の検討、ブックレットには豊富なスチルとライナーノート、地元日本のファンを思っての日本語解説書、などなど、その気配りは、アルバムを手に取っていただけるとわかっていただけるはずです。



 そして、もうひとつ、本作のプロデューサーを務めた、青島 "墨谷" 豊さんにも無理やりコメントを書いてもらいました。 では青島さんどうぞ!


まずは、「レッドムーン」の裏話をひとつ。 「このスコアが好き!!」という理由 だけでCD化を作曲家に直訴! 見事、夢を実現させたチョン月さんでしたが、実 は途中でINTRADAから、共同制作の話がもちあがったことがありました。  高品質な内容で、ファンには好評なスペシャルコレクションシリーズの一枚としてリリースしたいというのです。 相談を受けた私は「や〜、正規盤で流通もスムーズだ し、いいかもしれませんね〜」なんて軽率な返事をしてしまいましたが、チョン月 さんは、「正規盤でも通販のみの限定プレスではプロモ扱いと大差はない。共同製作 にしたために、内容の妥協を迫られたりすることも考えられる。 それなら、納得のい く最高のプロモ盤を目指したい」と一歩も譲らず、結果、カーリンもチョン月さん を選んだのです。 サントラプロモとしては異例なほど充実した内容で、カーリン が喜んだのは言うまでもありません (最近のプロモ盤では、ブロートンの「ミ リー」も作り手の想いの伝わる素敵な盤でした)。

 そんな頑固一徹なチョン月さん の次のターゲットは、カーリンの作品集でした。今回、微力ながら、お手伝いさせて いただきましたが、私は以前から70〜80年代を中心に活躍した作曲 家、例えば、マイケル・スモール、チャールズ・フォックス、ドミニク・フロンティ ア、デビッド・シャイア!そして、パトリック・ウィリアム!!といった、担当した 作品は多いにもかかわらず、音盤化には、なぜか、恵まれない作曲家に興味を持っ ていました。 カーリンもその一人で、今まで150本以上の作品を手がけているの に関わらず、レコード化されたのは、わずか、9枚ほどです。 そんな彼のCDを、 一枚でも世に出すことは、サントラファン冥利につきる経験でした (チョン月さ ん、ありがとう!)。 ジャズ(トランペットの名手!)、シンセサイザー、フルオーケ ストラからコンサートワークまでこなす多才なカーリンですが、本CDはシン セによる作品集です。中でも、「ミッドナイトプリズナー」(200分のTVミニシ リーズの大作!)は、カーリン自身のお気に入りの作品でもあります。B級色まる だしのタイトルをご覧になって、ピ〜ン!と、きた、貴方!今すぐ、ご予約をお願 いいたします!

 最後に、解説書より、カーリンの盟友であるレコーディング・エンジニア、ジョン・ミリガン氏の言葉を引用させて いただきます。


当アルバムは、異界へのパスポート。
イマジネーションを総動員して、
各人のイメージ、各様のエモーションをお楽しみ下さい。
効用は、保証いたします。

                          John Milligan




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・ただし文責および著作権等の一切の責任と権利は管理人FUNAに帰属します(画像を除く)。
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